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歴史文書記録

18世紀以降の日記天候記録

我が国には、全国の図書館や資料館等に膨大な量の日記類が保管されており、その多くには毎日の天気の記録が記載されています。中でも、江戸時代後半の17世紀以降の藩日記には200年に及ぶ長期間の連続的な天気の記録が残されています。

藩日記の天気記載例:弘前藩庁江戸日記(弘前市立図書館所蔵)

赤枠内に、「朔日、快晴 夕方より曇り 夜に入り雨」との記載が読み取れる

 

これらの天候記録は、歴史気候学に関心を持つ研究者や気象庁関係者等によって収集され、デジタル化が進められてきました。こうした長期間の天気データを統計解析することによって、歴史時代の気候(気温、降水量など)を客観的に復元することも可能となるでしょう。下に示したのは、弘前藩庁江戸日記をデジタル化した例です

弘前藩庁江戸日記のEXCELファイル記載例(福眞吉美氏作成)

1783年 7月15日 天明3年 6月16日 雨 昼頃より陰晴 夜中雨
1783年 7月16日 天明3年 6月17日 雨 北風 夜ニ入辰巳風雨烈 夜中降
1783年 7月17日 天明3年 6月18日 辰巳風雨巳ノ刻過止 晴 同刻より時々風雨 夜中迄降
1783年 7月18日 天明3年 6月19日 陰晴 辰巳風 午ノ刻より晴 川々大水 下谷亀戸辺出水
1783年 7月19日 天明3年 6月20日 晴 夕方曇 申ノ八刻土用ニ入 夜ニ入雨 川々大水
1783年 7月20日 天明3年 6月21日 時々微雨 巳ノ刻より陰晴
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